アルファベットって大文字と小文字2つありますよね。
合計合わせて52文字。
どうすればいい?
よく伺います。
これ、実はどっちが先、という一般的なおすすめの順番あるんですよね。
それについてお答えします!
小文字はlowercaseっていうよ〜♪
一般的な回答:大文字?小文字?どっちが先?
一般的には、
小文字から!!!
その理由としては主に3つあります。
- 本に書かれているものの大部分は小文字。一般的に95%の文字は小文字と言われる。小文字を知ることによって、目に入ってくる文字に親近感を覚え、読む気になる。
- 小文字の方が、小さな手にとっては描きやすい。大文字の方が、新しい線のスタートポイントが大きく、力をより入れて書く必要性
- 一気に52文字(26文字小文字 26文字大文字)はtoo much!
小文字を教えるポイント
小文字を教えるときに、そのアルファベットの「名前」ではなく、「音」も一緒に教えるようにしてください。
例)<s>だと、/s/(ス〜)という音だねぇと教える。
教える時には、アルファベット順ではなく、よく耳にする音の順番、例えばJolly Phonicsなどを代表とするシンセティックスフォニックス法のアルファベットの順番で学ぶのがおすすめです。
大文字を教えた方がいいタイミングは?
小文字を理解してきたら、いつから大文字も導入した方がいいのか悩みますよね。
一般的なタイミングとして望ましいのは、フォニックスの基本の42音を理解してから。
しかし、それだと時間がかかるので、
実際は、子どもが一定のセンテンス(例:I am Sam.など)を読めたり書けたりすると、文章の最初はこの大文字を使うよ〜と教え始めます。
大文字を教えるにあたって、まずは名前のレターの大文字から書いてみるのがおすすめ。
大文字と小文字を繋げる方法
大文字を教える時は、小文字の側において、「これはパートナーの文字だよ〜」と教える。
この時に、デスクマットやポスターを家で張り出すのもおすすめ。
この時に大文字と小文字を合わせるようなゲームも楽しめていいですね。
もし子どもが大文字をすでに知っていたら。
日本で育っている子どもは、特に壁マットなどで
大文字を先に目にすることが多く、
大文字の方を知っていることも多くあります。
この場合は、大文字のそばに小文字を置いて、
「大文字は、名前の頭や、文章の最初」
に使うだけ、その他では小文字で書くことが
多いんだよ〜と教えてください。
お家ではるアルファベットの壁ポスターなど
大文字だけなことが多いのですが、
大文字小文字が隣に並んでいるものを
買うのがおすすめです。
<おすすめのポスター例>
Amazon.co.jpの下記のサイトなど
小久保工業所小久保 ユニットバスで覚える おふろポスター アルファベット
実際の「いっしょにフォニックス」レッスンでの教え方
上記は、一般的にフォニックスで
おすすめされている
方法についてお伝えしましたが、
いっしょにフォニックスのレッスンでは、
実際には、子どもの年齢や理解度について
臨機応変に対応しています。
例えば、
- 中学生の場合は、既に大文字を
知っていることも多く、
その場合は小文字を正しい
ところに書けるかと
小文字中心に。 - 6歳のフォニックスをまさに
学び出した子どもに
対しては、より小文字を中心に。
ただ、この場合もレッスンでは
大文字について見せたりすること
はないのですが、ワークシートでは、
二つが並んでいるものを
使っていることが多いです。
上記は一例ですが、
あくまでも重要視しているのは小文字。
小文字が正しいところに書けるか、
正しい音をいうかというところに重きを置いて進めます。
まとめ
結局のところは、
子どもの年齢や理解度によって
左右はされるもの、
重要なのは小文字!
ということは伝わったでしょうか。
もし今まで大文字を中心に進めておられたら、
小文字にシフトして行ってくださいね。