子ども向け英語の辞書。
通称子ども向け:英英辞典。
いっぱいAmazonにあって悩みますよね。
こういう質問を
お母さん向け講座をご受講くださっている
お母さんからとってもよく聞くので
インターで使用していたものも含めて
オススメ辞書、まとめてみました♬
辞書が必要な目的は?
まずは、辞書が必要な目的が何か考えてみてください。
英語そもそもに興味を持ってもらうことか、
英語の単語や意味を
しっかり理解することか・・など
その目的に合った辞書を
まずは買うことをオススメします♡
英語に興味を持ってもらう辞書
この場合は、
絵が大きい、文字が少ない、いわゆる「絵本」系な辞書がオススメ。
My First Dictionary: 1,000 Words, Pictures, and Definitions
全ての単語に大きな写真がついていて、視覚的に
単語を覚えるのにオススメ。
特に小さな子ども(4,5才以上)幼稚園向き。
単語数 | 1000単語 |
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ページ数 | 96ページ |
発音記号 | 記載なし |
オススメの年齢 | 4才以上7,8才くらいまで |
オススメポイント |
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懸念点 |
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単語の意味を理解する辞書(導入編)
「英語に興味を持ってもらう」より
一歩進んで
「意味を理解する」ために
上記の通称”絵本辞書”より
詳しい説明する辞書がこちらになります。
Scholastic First Dictionary
基本的な1500単語が
カラフルな写真と共に
わかりやすくまとめられています。
基本的な単語なので小1くらいまでの印象。
単語数 | 1500単語 |
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ページ数 | 256ページ |
発音記号 | フォニックス読み(phonetic pronunciation)に基づいたScholatic独自の発音が記載されている |
オススメの年齢 | 4才以上8才くらいまで |
オススメポイント |
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懸念点 |
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American Heritage First Dictionary
基本的な2000単語がカラフルな写真と共にまとめられています。
やや単語数が限られてくるので小1くらいまでの印象。
発音記号の記載は無し。
*アメリカ系インターの小2の教室にこの辞書は
置いてありましたが、正直単語が簡単すぎて
あまり活用されていなかった感が・・
単語数 | 2000単語 |
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ページ数 | 550ページ |
発音記号 | 記載なし |
オススメの年齢 | 4才以上8才くらいまで |
オススメポイント |
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懸念点 |
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Jolly Dictionary
Jolly Phonicsをベースに
フォニックスを学んでいる場合、
間違いなく最初の辞書はこれがオススメです♡
Jolly Phonicsの次のJolly Grammarに対応しており
小学校2年生くらいまで使えます。
Jolly Phonics開発者のSue Lloydが
Youtubeで詳しく使い方を説明しています。
単語数 | 6000以上 |
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ページ数 | 342ページ |
発音の表記 | Jolly Phonicsで学んでいる「音」で書いているため、Jolly Phonicsをベースに学んでいる子供には分かりやすい 例)thiefはtheefと記載 |
オススメの年齢 | 4才以上7才くらいまで (幼稚園〜G1、2くらい) |
オススメポイント |
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懸念点 |
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単語の意味を理解する辞書(中級編)
導入編より、
より詳しく単語の意味を書いているのが
こちらの辞書になります。
ネイティブの子ども(現地校やインターに
通っている子ども)の場合、
小学生が使用するレベルです
が、難しい単語もいっぱい!
日本で育っている場合、
中学生まで十分すぎる単語数です。
Scholastic Children’s Dictionary
導入編にもあった
Scholasticが出版している
より年齢の高い小学生向けの辞書です。
単語数 | 不明(かなり重いので10,000字以上はありそう・・) |
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ページ数 | 879ページ |
発音記号 | フォニックスルールをもとにした独自の発音記号 例)attributeは、at-ruh-byootと記載 |
オススメの年齢 | 7才以上12才くらいまで (G2~G6くらい) |
オススメポイント |
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懸念点 |
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The American Heritage Children’s Dictionary
導入編にもあった
The American Heritageが出版している
より年齢の高い小学生向けの辞書です。
教えていたアメリカ系インターの小学校2年生の
クラスの生徒もこれを使用していました♡
(→よって私もこれをアマゾンで買っています♡)
単語数 | 13,000以上 |
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ページ数 | 896ページ |
発音記号 | フォニックスルールと一般的な発音記号を合わせた発音 音節の分け方も記載 例)attributeは、と記載 |
オススメの年齢 | 7才以上12才くらいまで (G2~G6くらい) |
オススメポイント |
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懸念点 |
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どっちを選ぶかは、発音記号のわかりやすさ、
入手のしやすさ、価格などで決めてみては?
単語の意味を理解する辞書(上級編)
中級編からさらに単語の数も増え
詳しくなったのがこの辞書。
ネイティブの子ども(インター現地校に通う子ども)
の場合、11-16才(小学校高学年〜高校)
まで使える辞書です。
知りませ〜〜んという単語も多いので、
もし英英辞書を大人用に探している場合、
これで十分かもしれません。
The American Heritage Student Dictionary
導入編と中級編にもあった
The American Heritageが出版している
中学生以上の辞書です。
内容も地理や伝記、ソーシャルメディアなどの
現代に対応しています。

単語数 | 65,000以上 |
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ページ数 | 1088ページ |
発音記号 | フォニックスルールと一般的な発音記号を合わせた発音 音節の分け方も記載 例)attributeは、と記載 |
オススメの年齢 | 11才以上16才くらいまで (G11~G16くらい) |
オススメポイント |
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懸念点 |
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まとめ
今回改めてまとめてみて、
英語圏の会社が出版している子ども向けの辞書は
日本で私たちが一般的に目にする
「発音記号」ではなく、
フォニックスの「音」が記載されていることに
気がつきました。
やはりネイティブにとっては
英語の発音はフォニックスの「音」で学ぶ、
のが一般的なのですね。
電子辞書やインターネット辞書、
携帯アプリ辞書が一般的になった今
辞書をあえてひく機会はあまりなくなって
きました。
が、あえて目に見えるところ
において置くと、英語への興味もUPですね♡
最初、辞書のひき方は子どもはあまりわからない
ので、その時は
「アルファベット順なんだよ〜」と
いっしょに楽しんで学んでください♡
きっとお母さんやお父さんも
「ヒョエ〜〜こんな単語シラナイゾ・・」と
新たな発見あること間違いなしです!