家庭で実践できるアイディア

オススメの子ども向け英語の辞書(英英辞典)

子どもに英語の辞書どれを買えばいいかしら~
色々ありすぎて、どれが自分の子どもに適しているかわからないのよね・・・

子ども向け英語の辞書。
通称子ども向け:英英辞典。
いっぱいAmazonにあって悩みますよね。

こういう質問を
お母さん向け講座をご受講くださっている
お母さんからとってもよく聞くので
インターで使用していたものも含めて
オススメ辞書、まとめてみました♬

辞書が必要な目的は?

まずは、辞書が必要な目的が何か考えてみてください。

英語そもそもに興味を持ってもらうことか、
英語の単語や意味を
しっかり理解することか・・など

その目的に合った辞書を
まずは買うことをオススメします♡

英語に興味を持ってもらう辞書

この場合は、
絵が大きい、文字が少ない、いわゆる「絵本」系な辞書がオススメ

アナと雪の女王、ディズニー、セサミストリートのキャラクターの辞書もあり、お気に入りのキャラクターがいればその辞書もいいですね💕

My First Dictionary: 1,000 Words, Pictures, and Definitions

全ての単語に大きな写真がついていて、視覚的に
単語を覚えるのにオススメ。
特に小さな子ども(4,5才以上)幼稚園向き。

単語数 1000単語
ページ数 96ページ
発音記号 記載なし
オススメの年齢 4才以上7,8才くらいまで
オススメポイント
  • カラフルな写真で、視覚的に単語を覚えるのにオススメ
  • 単語一つひとつに全ての写真
  • 単語の説明文は、短くわかりやすい表現
  • 例文はない
懸念点
  • 単語が簡単な単語しか記載されておらず、もしインターなど海外の現地校に通われている場合は、幼稚園向き。小学校1年生の時点で物足りなさは感じるかも。

単語の意味を理解する辞書(導入編)

「英語に興味を持ってもらう」より
一歩進んで
「意味を理解する」ために
上記の通称”絵本辞書”より
詳しい説明する辞書がこちらになります。

Scholastic First Dictionary 

基本的な1500単語が
カラフルな写真と共に
わかりやすくまとめられています。
基本的な単語なので小1くらいまでの印象。

単語数 1500単語
ページ数 256ページ
発音記号 フォニックス読み(phonetic pronunciation)に基づいたScholatic独自の発音が記載されている
オススメの年齢 4才以上8才くらいまで
オススメポイント
  • カラフルな写真で、視覚的に単語を覚えるのにオススメ
  • 単語の説明や例文は、短くわかりやすい
懸念点
  • 単語が簡単な単語しか記載されておらず、もしインターなど海外の現地校に通われている場合は小学校2年生の時点で物足りなさは感じるかも。

American Heritage First Dictionary 

基本的な2000単語がカラフルな写真と共にまとめられています。
やや単語数が限られてくるので小1くらいまでの印象。
発音記号の記載は無し。
*アメリカ系インターの小2の教室にこの辞書は
置いてありましたが、正直単語が簡単すぎて
あまり活用されていなかった感が・・

単語数 2000単語
ページ数 550ページ
発音記号 記載なし
オススメの年齢 4才以上8才くらいまで
オススメポイント
  • カラフルな写真で、視覚的に単語を覚えるのにオススメ
  • 単語の説明文は、短くわかりやすい表現
  • わかりやすい例文が記載されている
懸念点
  • 単語が簡単な単語しか記載されておらず、もしインターなど海外の現地校に通われている場合は小学校2年生の時点で物足りなさは感じるかも

Jolly Dictionary

Jolly Phonicsをベースに
フォニックスを学んでいる場合、
間違いなく最初の辞書はこれがオススメです♡
Jolly Phonicsの次のJolly Grammarに対応しており
小学校2年生くらいまで使えます。

Jolly Phonics開発者のSue Lloydが
Youtubeで詳しく使い方を説明しています。

単語数 6000以上
ページ数 342ページ
発音の表記 Jolly Phonicsで学んでいる「音」で書いているため、Jolly Phonicsをベースに学んでいる子供には分かりやすい
例)thiefはtheefと記載
オススメの年齢 4才以上7才くらいまで (幼稚園〜G1、2くらい)
オススメポイント
  • Jolly Phonicsの絵本やReaders(デコーダブルブック)に出てくる単語はほぼ記載されている
  • 全ての単語ではないが、イラストも適宜あるのでわかりやすい
  • アルファベットが順番ごとに、a~eは赤、f~mは黄色、n~sは緑、t~zは青と4色に色分け。
  • 各ページの見出しのアルファベットは大文字・小文字の表記。辞書をひく練習にオススメ
  • 単語の説明も例文も簡潔で分かりやすい
懸念点
  • Jolly Phonicsの基本の42音でまなぶ「音」が発音の表記となるため、Phonicsを学んでいない場合は発音がわかりづらい

単語の意味を理解する辞書(中級編)

導入編より、
より詳しく単語の意味を書いているのが
こちらの辞書になります。

ネイティブの子ども(現地校やインターに
通っている子ども)の場合、
小学生が使用するレベルです
が、難しい単語もいっぱい!

日本で育っている場合、
中学生まで十分すぎる単語数です。

Scholastic Children’s Dictionary


導入編にもあった
Scholasticが出版している
より年齢の高い小学生向けの辞書です。

単語数 不明(かなり重いので10,000字以上はありそう・・)
ページ数 879ページ
発音記号 フォニックスルールをもとにした独自の発音記号
例)attributeは、at-ruh-byootと記載
オススメの年齢 7才以上12才くらいまで (G2~G6くらい)
オススメポイント
  • カラフルでわかりやすいレイアウト
  • イメージしづらい単語に関しては写真も記載(例:アコーディオン、アバロンなど)
  • 単語の説明文は、わかりやすい表現
  • 辞書の途中に類似語、語源などのミニ知識も
  • 辞書の最後に、類義語、文法、イディオムなどの内容や、アメリカの地理、地形などの説明も詳しく説明されている
懸念点
  • 発音記号が、独自。
    しっかりフォニックスを理解してないとわかりづらい

The American Heritage Children’s Dictionary 

導入編にもあった
The American Heritageが出版している
より年齢の高い小学生向けの辞書です。

教えていたアメリカ系インターの小学校2年生の
クラスの生徒もこれを使用していました♡
(→よって私もこれをアマゾンで買っています♡)

単語数 13,000以上
ページ数 896ページ
発音記号 フォニックスルールと一般的な発音記号を合わせた発音
音節の分け方も記載
例)attributeは、と記載
オススメの年齢 7才以上12才くらいまで (G2~G6くらい)
オススメポイント
  • カラフルでわかりやすいレイアウト
  • イメージしづらい単語に関しては写真も記載(例:astride, basoomなど)
  • 単語の説明文は、わかりやすい表現
  • 辞書の途中に類似語、語源、語彙を増やすためのヒントなどのミニ知識も
  • 辞書の最後に、詳しくフォニックスの説明、地形、地図、測定の単位の違いもまとめられている
懸念点
  • 発音記号がフォニックスと一般的な発音記号を合わせたものなので、最初にフォニックスを理解する必要
ScholasticもAmerican Heritageも中身はすごく似ています。
どっちを選ぶかは、発音記号のわかりやすさ、
入手のしやすさ、価格などで決めてみては?

単語の意味を理解する辞書(上級編)

中級編からさらに単語の数も増え
詳しくなったのがこの辞書。

ネイティブの子ども(インター現地校に通う子ども)
の場合、11-16才(小学校高学年〜高校)
まで使える辞書です。

知りませ〜〜んという単語も多いので、
もし英英辞書を大人用に探している場合、
これで十分かもしれません。

The American Heritage Student Dictionary

導入編と中級編にもあった
The American Heritageが出版している
中学生以上の辞書です。

内容も地理や伝記、ソーシャルメディアなどの
現代に対応しています。

単語数 65,000以上
ページ数 1088ページ
発音記号 フォニックスルールと一般的な発音記号を合わせた発音
音節の分け方も記載
例)attributeは、と記載
オススメの年齢 11才以上16才くらいまで (G11~G16くらい)
オススメポイント
  • カラフルでわかりやすいレイアウト
  • イメージしづらい単語には写真も
  • 年齢相当のわかりやすい定義と例文
  • 地理や伝記の内容もミニコラムとして記載
  • 最新の更新で追加された新しい単語の中には、新しく発見されたnihoniumやoganessonなどの科学用語や、facepalm、stevia、vlogなどの大衆文化やソーシャルメディアの用語も
懸念点
  • 発音記号がフォニックスと一般的な発音記号を合わせたものなので、最初にフォニックスを理解する必要
  • 単語数が多いため、文字が小さい

まとめ

今回改めてまとめてみて、
英語圏の会社が出版している子ども向けの辞書は
日本で私たちが一般的に目にする
「発音記号」ではなく、
フォニックスの「音」が記載されていることに
気がつきました。

やはりネイティブにとっては
英語の発音はフォニックスの「音」で学ぶ、
のが一般的なのですね。

電子辞書やインターネット辞書、
携帯アプリ辞書が一般的になった今
辞書をあえてひく機会はあまりなくなって
きました。

が、あえて目に見えるところ
において置くと、英語への興味もUPですね♡

最初、辞書のひき方は子どもはあまりわからない
ので、その時は
「アルファベット順なんだよ〜」と
いっしょに楽しんで学んでください♡

きっとお母さんやお父さんも
「ヒョエ〜〜こんな単語シラナイゾ・・」と
新たな発見あること間違いなしです!