ジョリーフォニックス について

ひっかけ単語 (Tricky Words)ってなに?

ジョリーフォニックスで
学ぶことの1つに「ひっかけ単語」というものがあります。

ひっかける・・・; ̄ロ ̄)!!

あんまり嬉しくなる表現でないですが、

ジョリーフォニックス では、
「ひっかけ単語」(英語ではTricky Words)
として
72個の単語を準備しています。

ひっかけ単語(Tricky Words)とは

「ひっかけ単語」とは、

  • 不規則なつづりの単語(to, your, one, saidなど)
  • 学んでいないフォニックスの知識
    を使わないと読めない単語(
    made, like, my, here)

とのことを言います。
(「はじめてのジョリーフォニックス 」の定義を参照)

これらの単語を教える際、
どこにひっかからないようにするのかを
子どもたちに教えていきます。

大部分の子どもたちは何度も練習を重ねるうち
に、覚えていくのですが、

フォニックスの「類推」というよりは
「暗記」に頼るこの72個の単語たち

全ての72個のリストは、
ジョリーフォニックス 社が無料で適用している
こちらのサイトからダウンロードしてください

▼Handy Tricky Word List▼
https://www.jollylearning.co.uk/resource-bank/handy-tricky-word-list/

ひっかけ単語はいつから勉強する?

基本の42音を学んでから教えるべきか、
それとも同時進行がいいのか、
悩むところですが、

私が子どもに教えるときは、
ひっかけ単語の最初の12文字は
グループ7の単語に入るときと同時に
教えていきます。

理由としては、
Jolly Phonics Readersの
デコーダブルブック
オレンジレベル(一番簡単なレベル)を
みてもわかるように、

本を読むためには、
I, the, he, she, me, we, was,
to, do, are, all, you
などの単語は最低限読めないと
???
となってしまうのですよね。

上記のように、
各オレンジブックの表紙裏には、

その本で出てくるひっかけ単語が載っている

のでそれを参考にして、
読むときに教えるのでいいかと思います。

ジョリーフォニックス リーダーズ オレンジレベルの効果的な使い方今日はシンガポールは、昨晩からの雨が続いています。 以前こちらの記事で、ジョリーフォニックスのデコーダブルブックを紹介しましたが、...

ひっかけ単語の勉強法は?

Look, Cover, Write and Check

このひっかけ単語に限っては、
The 昭和式な「暗記」が最も効果的です。

Jolly Phonicsのテキストも、
「Look, Cover, Write and Check」の方法を
まずはオススメとしています。

ひっかけ単語を「見て」
子どもにその単語を読んでもらう。
その後、単語を「隠して」
子どもに「書いて」もらう。
そして、合っているか「確認」!

。。。とは言っても、
単に暗記って退屈だし、子どもも
嫌がりますよね。
そこでこんなゲームもオススメです。

ひっかけ単語のゲーム

ビンゴ

メジャーなゲーム、ビンゴ!
これもひっかけ単語だと楽しく大勢で遊べます。

  • 遊べる人数:大体6人まで(それより多くてもOK)
  • 準備するもの:ひっかけ単語のフラッシュカード
    ひっかけ単語が入っているビンゴボードを人数分
  • 遊び方:各自ひっかけ単語が入っているビンゴボードを持ちます。
    テーブルの上には、ひっかけ単語のフラッシュカードを置きます。
    順番に、ひっかけ単語のフラッシュカードをひき、
    同じ単語が、自分のビンゴボードにあれば
    おはじきなど目印を置いていきます。そして・・・全ての単語が埋まった人が勝ち!

Snakes and Ladders

インターナショナルスクールで教えていた時、
どの教科(特に算数)
でもよく使われていたゲームが
このSnake and Ladders.

蛇とハシゴって訳すのかしら・・・(。-`ω´-)ンー

  • 遊べる人数:大体2人まで(それより多くてもOK)
  • 準備するもの:Snake and Laddersのシート、
    サイコロ、自分のこま
  • 遊び方:サイコロをふって、その数だけ自分のこまを
    進めます。進んだ先が、Ladders(ハシゴ)だったら、
    上に進めて、Snake(蛇)だったらが〜んと下がってしまうのが、面白さ。

もちろんサイコロが進んだところの
ひっかけ単語は正しく読めているか確認必要です。

ひっかけ単語のSnake and Ladders
こんな可愛いのが、
無料でダウンロードできるのでオススメです。

▼ダウンロードはこちらから
https://www.teacherspayteachers.com/Product/Tricky-Words-Snakes-and-Ladders-Board-Game-4370150?st=ceb2c95ae73ddcc86aea218b3a731e50

私も教材探しに愛用しているTeachers Pay Teachers
に、ひっかけ単語をくまなく楽しめる教材を発見しました。
▼ご興味がある方、こちらからどうぞ♡
Jolly Phonics Tricky Words 1-72 – Activity Bundle

サイトワードとひっかけ単語の違いは?

ここまで読んで、

「サイトワード」って聞いたことあるけど、それとひっかけ単語の違って何?

と思う方もおられるかもしれません。
(私も昔、そう思いました!)

サイトワードはSight(視覚)
という言葉が表すように、
パッと見ただけで、
理解して読むことができるように
なってもらいたい重要単語
のこと

視覚(sight)で音を丸暗記するしかない単語
という意味で、
サイトワードと呼ばれます。

フォニックスをマスターしたうえで、
サイトワードを学習すれば、
読み書きがとても楽になります。

サイトワードには、
たとえば「an, at, is, it, big」など、
フォニックスの基本の知識で読める
単語も含まれています。

一方、ひっかけ単語は「by, she, he」など、
サイトワードにも含まれていますが
フォニックスルールで読みづらいために
「ひっかけている」単語のことです。

そのため、
教材にもよりますが
大部分のひっかけ単語はサイトワードの一部
ということになります。

リストによりますが、
サイトワードでメジャーなDolch Wordsは、
95単語の名詞と5段階レベル
(Pre-primer / Primer / First / Second / Third)
合計220単語!

これを一気に、となると
多く感じてしまうので
まずはひっかけ単語を覚えること
オススメです♡

サイトワードについての
詳しい説明はまた後日します♡

ひっかけ単語のまとめ

Jolly Phonicsのひっかけ単語。

英語圏の小さい子どもたちがよく目にする
サイトワードをまとめた72個の単語です。

英語圏で勉強をしている子どもたちだと、
小学校に入るまでには
読んで書けるようになってもらいたい♡

日本の教育システムで学んでいる子どもたち
だと、英語が科目として入ってくる
小5までに完全に覚えたら、

後の英語の勉強が楽かな〜♡

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