お母さんやお父さんがフォニックスを学ぶべき一番の理由は？

今回はちょっと志向を変えて、
なんで、私がそもそも
お母さん向けフォニックス講座を始めたのか
というお話をさせてください。

お母さん向けフォニックス講座(Phonics for Mums)*を
シンガポールで最初にたちあげたのが、2018年。
*「いっしょにフォニックス講座」の前身です

フォニックスって
子供に教えるものなのに、
なんでお母さん？お父さん？
子供に直接教えた方が早いんじゃない？

というお声も数多くいただきました。

確かに、お母さん向けフォニックスでは、

お母さんたちが、Jolly Phonicsをベースとして、
フォニックスの基礎的ルールを理解し、
Reading, Writing, Word Studyなどお子様の学校の宿題を
楽しくサポートできるようにすること。

最終的には、お子様が英語の読み書きの精度をあげ、
英語の学習を楽しむことを目指します。

をゴールにしています。

じゃ、なぜお母さんでお父さんなのか。

理由はいっぱいあるのですが、
一番の理由は、

お母さんやお父さんが
楽しんで英語に向き合っていると
子どももいっしょに楽しんで英語に向き合えるから

です。

私自身、
帰国子女でもなく、
英語教育は
日本のコテコテの暗記式で覚えました。

なので
シンガポールでインターの英語教育を
受け始めた5歳の娘が
持って帰る宿題をどのように
教えればいいのか全くわからず
困っていました。

薄いリーディングの本を読むと
一つ一つの単語が読めない娘にイライラし、
スペリングを間違える娘に
「何度もかけば覚えれる」と昭和式に。

それを続けたのちに、
私もよくわらなないや、と
最後は諦めの完全「放置」をしました（￣^￣*）

が、当時
巡り合った運で
シンガポールのアメリカ系インターで
小学校２年生の副担任の仕事を得て
そこで出会ったフォニックス。

私自身、
ネイティブの子供達にフォニックスを教える
というなんとも難易度の高い
タスクをいただき、
それをこなすために
一念発起をし、
フォニックスの先生の資格を得るところで
勉強をしました。

このフォニックス。
自分が学んできた英語教育の方法とは
全く異なり、
目からウロコでした。

当時、
私自身が家で、フォニックスの
ライミングワード（韻を踏む単語）の
教育実習のデモを準備していた時のこと。

当時５歳の娘がトコトコと歩いてきて、
「rat, mat, cat, patはatの
ライミングワードだねぇ」
それから、
「house, mouseとかもそうなんだよ」と。

その時の、娘の自慢げたっぷりな笑顔、
一生忘れることができません♡

それから
娘と「フォニックス」という共通言語を通じて
フォニックスの歌を一緒に歌ったり、
たまには踊ったり、
かるた取りをしたり、
本を一緒に読んだりなど、
適当な距離のサポートにより
（→これ重要。やりすぎると嫌がります（*￣□￣*；
子どもと楽しくする方法はまた次回♬）
子供は英語学習に
「あ、これってmagic eね〜♬」
と楽しく取り組み
あっという間に
英単語では一番下からクラスのトップグループへ。
Readingも一番下から上の方へとあがっていったのです。