シンガポールでも6/5までのサーキットブレイカー(他の国でいうロックダウン)が続いて、引きこもりの生活、続いております。
現在、日本の中学生1年生4名と小学校3年生2名に、オンラインでフォニックスを教えていますが、42音のグループ4を終えて、鬼のように単語テストを始めました。
と、いうのもやはりクラスで、音を教えて、家庭で復習となると、実際にどこまで「音」を理解してかけるのか、というのが不安なためです。また、どこを理解していなかったか、をその場で把握することもできます。
単語を覚える時、どうするのが効果的か
よくあるのが、左に単語を書いてそれを隠してひたすら覚えるという、The昭和な方法。
私たちもそうやって覚えましたよね・・・
せっかく「音」を学んだのにそんな昭和風なのは、もったいない。
そこでおすすめなのが、「音」を中心に単語を覚えるという方法です。
「音」を中心に単語を覚えるRead Sound Write Check シート
シートは、イギリスにあるPhonics Books Ltdが無料で提供しているものを使います。これはFacebookのサイトですが、おうちで参考になるアイディアがいっぱいで、私もお母さんや子どもたちに教える時にアイディアをもらっています。
Read Sound Write Checkテンプレート(無料サウンロード)はこちらからダウンロードしてください。
例えば[pain]を、Read Sound Write Checkシートを使って学ぶ方法のご説明をします。
事前準備:
STEP1) 1番左の、Read/Codeに painと書き、一つの音ごとに●(音ボタンとここでは呼びます)を書きます。
ポイントは、一つの音に対して一つの音のボタン。
例えば/ai//ck//ng//ie/なと、2つのアルファベットで一つの音を出すものに対しては、一つの音ボタンということがとても重要です。
STEP2) 左から2番目のsoundに音の数だけ(STEP1の音ボタンの数だけ)、下線を引きます
子どもとの実践方法:
1. Read/Codeに書かれている、painを/p//ai//n/のように一つ一つの音を分けて読んで、その後painと繋げて読みます
2. soundの下線の上に、/p//ai//n/と子どもに発音してもらいつつ、アルファベットを書きます。
3. その後、Read/Codeの右側にある点線でおります。こうすることによって、Read/CodeとSoundに書いた英単語が見えなくなります。
4.Writeに子どもが、painと自分で発音をしながら英単語を書きます
5. 折っていった左の部分を開いて、writeで書いていた英単語が合っていたら、checkにまるを。間違っていたら、可愛く印をつけて、何が間違っていたかを振り返ります。
こちらに、ビデオでやり方をまとめて見たので、よければ参考にしてください。
<ビデオ入ります>
実際に、こちらを使って勉強した中1の子どもの例です。
自分が、なんの音を間違いやすいのか、復習に役立つことができるのがわかりますね!
この練習のおかげで、単語テストではほぼ満点!お母さんも子どもも口を揃えて、「音」で覚えて単語を学べるのでイイ!と言っていました。ぜひ、試してください。