ジョリーフォニックス について

ジョリーフォニックスのデコーダブルブック 無料で読めます(6/30まで)

ジョリーフォニックスだけでなく、様々なフォニックスが
単語を一つづつデコード(解読する)して読む
デコーダブルブックと言う本があります。

主に、音を分けて読む、
フォニックスの学んだことの確認に使う本です。
一つ一つの音を、例えばantなら/a//n//t/と分解して読んで、
繋げて読む、ということを本を読む時に行います。

ジョリーフォニックス でも、
Jolly Phonics Readersという名前で、デコーダブルブックがあります。
レベルごとに5つの色のグループに分かれており、
一番下のオレンジレベルの本の数冊は、グループ1のs,a,t,i,p,nを学んだら
その音のみをつなぎ合わせて読める簡単な本になっています。

この度、COVID-19の影響でJolly Phonics社が、5つのレベルの全ての93冊の本を
6/30までの期間限定で、オンライン上で無料で読めるようになったため(e-books)、
ぜひご活用ください!

Jolly Phonics のデコーダブルブックには5つのレベルがあります

ジョリーフォニックス のデコーダブルブックスは5つのレベルがあります。
簡単なレベルから、
オレンジ、レッド、イエロー、グリーン、ブルー

となっています。

昨年までは、42音が終了し、13個のひっかけ単語を習得したら読み始めれるレッドレベル
しかなかったのですが、昨年もっと早い時期から本に親しめるよう
待望のオレンジレベルがリリースされました。
私も、このオレンジレベルは、子ども向けフォニックスコースに取り入れています。

一つのレベルに18冊づつの本があります。
インキーマウスと友達のストーリーに加えて
フィクション、ノンフィクションのジャンルがあるので、
色々な種類の本を読む練習になってもいいですよね。

ただ、読む上で注意をしてもらいたいのは、ジョリーフォニックス は、基本小文字から教えて、大文字は42音を習い終わった後から教え始めます。ですが、このReadersは最初のオレンジレベルから大文字が入っているので、大文字もやはり同時に教える必要がありそうです。

いつのタイミングでどのレベルを読むのがオススメか

オレンジレベル
(ビギナー用)
s, a, t, i, p, n の第1グループ終了時から「Ants」と「Tips and Snaps」は読めるように
(詳しいオレンジレベルの本については後日まとめます)
レッドレベル 基本の42音が終了し、13個のひっかけ単語を習得したら読み始めます。規則的なフォニックスの知識を使って読める本です。
イエローレベル /ee/という音が単語の最後にくる<y>の単語(例:mummy, tummy)なども入ってきます。
グリーンレベル magic eのパターンの単語(make, like, cakeなど)が入ってきます。
ブルーレベル このレベルになると、文章自体が長く、数多くのひっかけ単語も同音異綴りも入ってきます。
例えば同音異綴りだと、‘day’, ‘seat’, ‘night’, ‘snow’, ‘few’, ‘girl’, ‘straw’, ‘boy’ などの単語が入ってきます。
インターに通う小学生だとGrade2が終わるまでに、そして日本の学校システムだと中1が終わるまでには、ブルーレベルを読めるように、指導をしています。

また、Jolly Phonics社のホームページに、
どのようなスケジュールで、いつどのレベルの本を導入するのが最適がまとめている
わかりやすいチャートがあるので、ご参考ください。
https://www.jollylearning.co.uk/resource-bank/jolly-phonics-teaching-steps/

Jolly Phonics Readers 各レベルの本の中身は

参考まで、各レベルがどのようなレベル感なのか、ご確認ください。
グリーンレベルからググッと文字数も増えて難しくなっているのがわかります。

無料のJolly Readersをオンラインで読むには

Jolly Phonics社のこちらのサイトよりダウンロードしてください
https://www.jollylearning.co.uk/jolly-phonics-e-readers-now-available/

少しスクロールダウンをすると、ダウンロード画面があります。

ただ、残念なのは、e-booksなのですが、オーディオブックのように音を読み上げてくれない点。お母さんがそばで、読めているかを確認する必要があります。

このデコーダブルブックスは、フォニックスの勉強において、英単語を読めた!本を読めた!という子どもの自信を養うこともできます。
また、お母さんたちのリーディングの効果なサポートによって、
単に読むだけでなく「理解する」という読解力も養うことができます。

Jolly Phonics Readersなどのデコーダブルブックを効果的にサポートする方法は「お母さん向けフォニックス講座」でお伝えします。ご興味のある方はお問い合わせください。

 

どうやら、一度ダウンロードすると6/30以降も読めるという嬉しいウワサもあるので、
ぜひ、お持ちのデバイスにダウンロードしてください。

次回、効果的なデコーダブルブックの読み方をまとめます。